AgiLhythmとは
ダンスをアスリートへ向けたリズムトレーニングとして確立させた第一人者。
元プロダンサーの木下徹が開発した「アスリートダンストレーニングメソッド」に基づき、リズムを身体の動きで表現するトレーニング方法です。表現方法によりリズムの取り方や身体の使い方は様々で単に身体を動かすだけでなく「リズム感×身体操作スキル」に働きをかける非常に画期的なトレーニングです。どんなリズムにも対応出来る「運動スキル」の獲得を目指します。
アスリートダンストレーニングメソッドとは
カラダを動かして鍛えたリズム感は、カラダの動作全般に活かすことが出来ます。リズム感覚を極限まで高めたダンスの熟練者はカラダを使ってあらゆるリズムパターンを表現する力を持っています。ダンスも様々なジャンルが存在しジャンルによってリズムの取り方やテンポまたカラダの使い方も違います。しかし一流のダンサーはどのジャンルもそれなりに踊りこなすことが出来ます。見た動きを瞬時に表現出来る力【コピー能力】が優れているのです。言い方を変えれば自分の思った通りにカラダを操れる能力が高いということです。スポーツや格闘技も自分のカラダを使って表現するという意味では同じです。リズム感と密接する身体の操体能力を高めることを目的としたトレーニングメソッドそれが『アスリートダンストレーニングメソッド』です。
リズム感とスポーツ
リズム感が特に要求される分野として音楽と並んでスポーツやダンスがあげられます。
リズム感は一種のタイミングでありタイミングよくカラダが連動しなければ上手くカラダが反応しなかったり、ぎこちない動きとなってしまいます。
どこで力を入れ、どこで力を抜き、どこで動かして、どこで止めるなど、スポーツで求められる動きはまるで音楽を演奏するかのようにそれらをスムーズにカラダで表現する理由からきているものだと考えられます。
スポーツでのパフォーマンスはもちろん、パフォーマンスを上げるために行っているフィジカルトレーニングの質をより高めるうえでも操体感覚の差は大きく影響していきます。
リズム感に優れた人はスポーツでも良い成績を残すことが多く、自身のカラダを無理なく気持ち良く動かしている実感があるものです。
またチーム競技のスポーツにおいてはリズムの共有が、チーム全体としての動きに非常に重要な差を生み出すとも言われています。
リズム感を鍛えていく過程ではリズムの表と裏を知る、一定のリズムから違うリズムへ、さらに早いリズム、敢えてリズムを崩すといったリズム力を養うことがリズム感の広がりを作ります。
代償動作
スポーツには様々なフォームがあり、その動きに適した身体の使い方があります。
例えば野球ではバッティングフォーム・ピッチングフォームなどがあります。
そのフォームの一連の動きの中で、自分の身体においてどこかうまく機能しない箇所があった場合、他の箇所で補い、動作や運動を行なうことを代償動作といいます。
この代償動作が多いと身体が思い通りにコントロールされておらず、パフォーマンスの低下につながったり、予期せぬ怪我の原因にもなります。
より高いパフォーマンスを目指すためには代償動作を減らす事、つまり、意図したタイミングで思い通りに身体をコントロールすること、それが絶対不可欠になっていきます。
主なトレーニングメニュー
◽️ステップ/STEP
▪︎音楽やビートに合わせてリズムに乗り、様々なステップワークの動きを通して運動時に身体をコントロールする能力を鍛えていきます。
◽️ボディマッピング/Body mapping
◇分離動作/Isolation movement
▪︎身体の各部位を単一で意識しながら分離して動かせるようにする可動性を広げるトレーニング。
身体を意識的に動かせる部分を広げておくことは、あらゆるスポーツ分野のセンスに対応できる力をつけるうえで基礎となる動作訓練です。
激しい運動状態でも痛めにくい身体作りとして怪我の予防に高い有効性があります。
◇連動動作/Interlocking movement
▪︎身体の各部位を複数からなる動きでスムーズかつリズミカルに繋げてひとつの連動動作にするトレーニング。
分離動作がしっかり出来ていることで連動動作の質が高まります。
連動性を高めることで身体の可動性をさらに引き上げることが出来ます。
◽️リズムブレイン/Rhythm brain
▪︎リズムブレイントレーニングの状況下では高い集中力の中で脳の処理速度のスピードや思考の柔軟性が求められており、定期的に取り組むことで頭の働きの鋭さ・物事の要点や本質を素早く悟るといった脳機能や神経の伝達機能を鍛えるトレーニングです。
リズムブレインは脳からの伝達をより速く正確に動作へ繋げることを目的として開発された、いわば頭のアジリティトレーニングです。
こんな悩みを抱えている人は・・・
・運動時にカラダを上手く動かせない
・リズム感がない
・動きが固い
・一連の動作のフォームが悪い
・最近伸び悩みを感じる
・カラダを痛めやすい
ほとんどの人が自分のカラダをタイミングよくいわばリズミカルに動かせていないのが現状です。
自分のカラダを上手く動かせないと頭の中のイメージと実際の動きには大きなズレが生じています。
カラダの動きをパーツレベルで動かせるようにして動作の連動性も上手く作れるようになってくると自分のカラダのことを内面からもっと知れるようになってきます。
スポーツ科学が日々進歩していく中、カラダを動かす感覚やリズム感といった繊細な感覚の感度を向上させていくには動きの中での訓練でしか身についていきません。